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特別な才能はない、でも強い好奇心はある。【Daijiro's Venture Stories: Phase.4】

リサーチは泥臭く、発信はスマートに。

この土地に来てから、自分がこの栂池のために何ができるのかということを考える。


特に、夏はホテルもほとんど休業期間になってしまうほど宿泊客の数が減るのだそうだが、決してこの栂池を訪れる人が少ないわけじゃないんだよなぁ。


『栂池自然園』の駐車場は、園内散策やトレッキング客で休日はほぼ満車になっている。


そういえば、ボクにこのホテルの管理を任せてくれているKENさんが「車のナンバーを見るだけで人の流れがわかる」って言ってたな。実際、駐車場に並んだ車のナンバーを見てみると関西や北陸方面からの旅行客が多いことなど、いろいろな情報が見つかる。


やっぱり有用な情報はラクせず足で稼げ、ってことですね! KENさん!


このように新しい場所にいると、日々発見がある。そして、発見からアクションの糸口が見つかる。これをSNSなどの媒体を使いアウトプットすることで、それに賛同してくれる仲間たちも集まりやすくなる。


SNSならスマホとやる気さえあれば現場ですぐできるからね。

自分の目で直接見て感じたものを、現代のツールを使ってスマートに発信する。


簡単なことだけど、これが一番効果がある。こんな手軽なことだけど、どれだけ真剣に取り組めるかが重要。中途半端にやっても効果がない。

これは、何に対しても同じことが言える。例えば、このホテルの内装のことについてもそうだった。


これでいいではなく、これがいいが良い。

秋も深まりいよいよスノーシーズンの到来……

なんて物思いにふけっていたら、この頃になっていきなり “内装どうすんの問題” が勃発。


このホテルプロジェクトがはじまった段階では綿密な改装計画が立てられていたが、個人的にホテルを拠点に栂池で生活をしているうちに、この場所のポテンシャルを肌で感じ、初年度は前オーナーから引き継いだままの状態でも満足いく成果が得られるだろう、と感じて本社にも相談したのだが、返答はこうだった。


「もちろん、ここに至るまでリサーチやシミュレーションを繰り返し、きちんと運営計画を立てているのでこのまま営業して成果は得られると思います。ただし、こだわりを後回しにしてしまってはダメです。デイトナとしてお客様を迎えるのであれば、フルリニューアルじゃないとしてもデイトナらしい空間づくりは必須。今ある資源を使って自分たちができる最高のパフォーマンスの状態までとことんやりきることが、ホスピタリティの第一歩だと思います。」


そうだよな。新しいことに取り組もうとしているのにスタートから余力を残していては良いものにはならないよな。

やると決まれば、スピード感があるのがこの会社の良いところ。


これまでオープンさせてきたホテルや住宅事業のノウハウを活かし、壁の色やインテリア、小物までみるみるうちにホテルの仕様が決まっていった。

なかなかタイトな改装スケジュールだったが、なんとか無事にオープンまでに完成。

晴れて12月21日のオープンを迎えることが出来た。


はじめての年末年始。

オープンして間もなく、初めての年末年始を迎えた。


新しく取り入れたWEBのコンテンツ、ホテルのリニューアルやSNS発信、またそれを見た多くの人たちからの情報拡散など、このプロジェクトで取り組んできたことすべてが結び付き、年末年始のリゾートホテル栂池は満室御礼。


休んでいる時間なんかないほど、ホテルの中を行ったり来たり。


怒涛の数日間だったが、この忙しさも充実感に変わっていった。

このホテルプロジェクトが発足してから約1年。駆け抜けるように目まぐるしい日々だったが、ようやくオープンにこぎつけたこのホテルの中を大勢のお客様が行き交う様子を見ていると感慨深い。

さぁ、ここからが本番!

今度は雪がとける春先まで、また全力で駆け抜けよう!

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