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もうすぐ紅葉が美しい秋の訪れ。そうだ栂池、行こう。

お盆が開け、日中と夜間の気温差が激しくなってくると、いよいよ秋の訪れを肌で感じることができる山間部。

秋に向けて陽の落ちる時間が早くなったり、夕暮れ時に肌寒さを感じるようになったり、なんとも言えない寂寥感を感じるわけですが、それとともに山々の深緑は赤や黄色に変化して、息を飲むような美しい自然のグラデーションを見せてくれる季節でもあります。


この時期になると貴重な三段紅葉が見られるのも、このエリアならではの風景。

旅行先でお悩みの皆さま。今年の秋は白馬・栂池へ出かけてみませんか?


アクセスがちょっと不便な白馬。

ただ、スキーに山登り、マウンテンバイクなど一年を通じて国内だけでなく海外からも旅行者が訪れ、たくさんの人が行き交うわりに、インフラがあまりよくないのがこのエリアの少し残念なところ。

新幹線は通ってない。

高速道路のインターからはずいぶん距離がある。

バスは本数も少ないし、最終の時間も早い。


「じゃあ、いったいどうやってくるのがいいんだよ!?」ってはなし。


今回はそんな疑問に対して、すこし考察してみましょう。



車での往来が一番マスト。

まず、私の経験上、このエリアへは車で来るのがベスト。

というのも、それぞれの施設や史跡、観光名所の距離が非常に広いんです。

例えば、アウトドアブランドの直営店が建ち並ぶ白馬駅前へ立ち寄ってから長野オリンピックでスキージャンプが行われた白馬ジャンプ競技場を見学。そのあと国道沿いで信州そばを食べて、ついでにちょっと白馬の自然でも眺めて帰ろうか、なんて考えた場合、総移動距離は10kmを悠に越えることでしょう。


バス停や駅は、距離も時刻表も広間隔。なかなか都会みたいに公共交通機関を使って行きたい場所を巡るっていうのは至難の業ですし、相当な健脚じゃない限り、歩いて移動なんて到底おすすめできません。


逆に、車での移動がスタンダードなエリアだけあって、大体の施設に広めの駐車場があります。


中には、当館のように駐車場で車中泊もできる場所もあるくらい。



強いて、車での往来のデメリット(?)を挙げるとすれば、白馬は高速を降りてからが長い。

特に中央道方面から安曇野ICを経由してくる方の場合、安曇野ICを降りてから下道で走る必要があります。

この下道、一車線区間が非常に多く、距離の割に時間がかかるんです。

また、スノーシーズンは雪道になるのでちょっと運転に気を遣う、というのもありますね。


都会暮らしなんで、自家用車とか持ってないです、って方には。

「車なんて持ってないよ!」という方は、高速バスや電車を利用する方法もあります。


東名阪の都市部から八方バスターミナルまで、高速バスが往復しています。


スキー需要や登山需要のある繁忙期と、それ以外では便数にかなりの差がありますが、オフシーズンでも便数ゼロになることはないので、移動手段のひとつとして十分候補に入れることができます。

料金はバス運行会社や運行する時間によって様々なので、運賃比較サイトで比べてみるといいかもしれませんね。


また、八方バスターミナルから各スキー場へゲレンデバスに乗り継いでアクセスが出来ますので、スノーシーズンにはリーズナブルな高速バスが非常に重宝されています。

所用時間は、東京→白馬で5時間くらい、関西→白馬で9時間くらい。

道中、パーキングエリアで休憩の時間があるので、自家用車よりはスローペースですね。


電車の場合、JR松本駅から大糸線を乗り継いで、白馬方面へ。



そこからの移動はバスかタクシーを利用するってことになります。

もちろん駅から徒歩圏内に用事がある人は歩けますが、急行の停まる白馬駅と南小谷駅のようなちょっと大きめな駅以外はほとんどの駅から、これらの交通手段を使うことになるでしょう。


電車の場合、千葉・東京方面から直通の特急あずさが最速で4時間半くらい。ただし、この便はハイシーズンでも1日1本と、かなり時間が制約されてしまうデメリットもあります。

それ以外の電車だと、乗換が最低3回はあるので、スキーやスノボを持っていく人はバスのほうが楽かもしれませんね。

  新宿駅 時刻表|あずさ|ジョルダン 新宿駅のあずさの時刻表ダイヤ(南小谷方面、千葉方面)の情報を掲載しています。平日ダイヤ・土曜ダイヤ・日曜・祝日ダイヤを掲載。日付指定して時刻表を検索することもできます。 ジョルダン 乗換案内・時刻表・運行情報サービス




また、わりと利用者が多いのが、新幹線でJR長野駅まで来て、そこから白馬方面行きの高速バスに乗るというハイブリッドな方法。

東京からだと、新幹線で長野駅までが約1時間半。そこから乗り継ぎにかかる時間を考えなければホテル最寄りの栂池高原バス停まで1時間半と、計3時間ほどで着きます。

長野駅から白馬方面へ向かう高速バスは比較的、往復の便数も多いので気軽に利用することができるでしょう。


あ、でも終バスの時間が16時台とけっこう早いので、ご利用の際はしっかりと時刻表の確認をしてからご利用ください。

  高速バス | 長野のバス・鉄道ならアルピコ交通株式会社 信州・長野から全国各地へ【アルピコ交通株式会社】。高速バス・特急バスの長距離路線 一覧・中距離路線 一覧や各お知らせについてのご案内ページです。お得な切符もご案内中! 長野のバス・鉄道ならアルピコ交通株式会社




ホテルで車中泊という新提案。

結果、こっちに来たあとの移動なんかも考えると、やっぱり車やレンタカーでの往来が一番おすすめ。


近年では白馬エリアでもキャンピングカーやワンボックスなどを利用して車中泊をされる方も増えており、車を使った新しい旅行のスタイルも確立しつつあります。


もちろん、私どもとしてはホテルにステイしてもらうことが一番ですが、車中泊を通じて栂池高原やHAKUBA VALLEYの魅力を感じてもらうことも、宿泊業としてこの地に根を下ろした当初からの揺るぎない使命なんではないかと。


前述したように、EARTHMANS TSUGAIKEにも約50台を収容できる広い駐車場があります。

そこで、それを車中泊の方々に利用してもらえればと思い、新たな試みをはじめました。

  湯YOUパーク施設情報|EARTHMANS TSUGAIKE(長野県)|くるま旅サイト 日本RV協会とくるま旅クラブがおすすめする車中泊施設。EARTHMANS TSUGAIKE(長野県)のご案内です。 くるま旅



基本的には車中泊を楽しみながら、ホテルのラウンジや大浴場、裏庭のBBQラウンジでの食事など、宿泊者同様のサービスも利用することができます。


水道、電気設備が設けられた駐車場で、近年キャンプ場では主流になってきた高規格型キャンプ場のような快適なアウトドアステイを楽しめます。



普段は道の駅などの駐車スペースを利用して車中泊をされている方も、ぜひ一度ご利用ください。

馬場 裕一郎
馬場 裕一郎

長野県在住。出版社の編集を経てライターに。 自然豊かな場所で生活しているため、アウトドアやスローライフに関する記事に携わることが多いが、趣味はもっぱらマンガを読むこと、と比較的インドア派。 スマホには常時7つ以上のコミックアプリがインストールされている。