
日本なのにスタッフもお客さんも外国人ばかり! 白馬で、見た目も味もAwesomeなカフェを見つけた。
私がこのブログの連載を始めて、はや4回目。素敵な出会いもたくさんあり、以前よりも白馬に興味を持つようになってきている今日この頃。
そんな中で特に感じているのが「白馬ってウィンタースポーツ以外にも楽しめる場所がたくさんあるじゃないか!」と、いうこと。
基本的にスキーやスノーボードをやらない人は白馬に行ってもやることがないんじゃないかと思い込んで足を踏み入れられずにいたあの頃の私のように、これまであまりウィンタースポーツをしてこなかった人でも気軽に白馬を訪れるきっかけになるようなフックはないかと。もしあるのならば、是非紹介して白馬街歩き人口を増やすべきではないかと。
そう考え、白馬のディープスポットを発掘すべくSNSをサーフィンしていたある日。
「白馬にこんなブルックリンにありそうなカフェ&バーがあったのか! 雪山とは無縁の全国のシティーボーイズ&ガールズにこそ、絶対おすすめしたい!」と、見つけた瞬間から非常に興味をそそられるお店を発見。
その名も『The Rabbit Hole(ラビットホール)』。
ゲレンデの目の前に、ひと際目立つ茶色と黒のツートンカラーの建物。
ラビットホールは、白馬八方尾根スキー場のゲレンデの目の前に建つ『ホテルビラ白馬』に併設されています。
ホテルやペンションが多く点在する自然に囲まれた閑静な通りにあるので、グリーンシーズンにはお店の周りをふらっと散歩するのにもすごく気持ち良さそう。もちろんゲレンデもすぐそばにあるから、スキーアウトしてそのままお店で飲食を楽しめますね。
さて、いよいよ真っ赤にペイントされたドア(この時点で海外っぽさMAXね)を開け、店内に。
黒塗りの壁に映えるピンクのネオンサインは、まるで外国のバーやクラブのラウンジのよう。その隣には、巣穴から顔を出す巨大なうさぎのイラストが描かれていてインパクト大。
スタンドタイプのバーカウンター、奥に広がるスペースにはゲレンデを望みながら食事を楽しめるカウンター席。中央には6人掛けの大きなテーブル席がいくつか設置されていますが、ひとつひとつの席の間にはけっこうなスペースが空いているので、とても開放的に感じられました。
なんだこれは!? 壁一面に敷き詰められたスキー板がアーティスティックすぎ!
しかし特筆すべきは、なんといっても壁一面に敷き詰められた色とりどりのUSEDのスキー板です。
イラストなので、この魅力を100%お伝えできないことがとても悲しいですが、初見のインパクトをひと事で言い表すなら東北三大祭としても有名な仙台の七夕祭りの七夕飾り。
え、さっきまでまるで外国とか言ってたのに、めちゃくちゃ日本じゃんと、思った方。ぜひ答え合わせに行ってください。
そして、これらすべての要素が交じり合って海外特有の色彩豊かなストリートっぽい世界観をもった、いい意味で日本離れしすぎているCOOLな空間です。
素敵すぎて写真を撮りまくっていたんですが、たまたまフレームインしてしまった外国人の店員さん(イケメン)は、すかさずポーズをとってくれる神対応!
もう完全にお店のファンになってしまいました(照)
メニューもスタッフも。どこを切り取ってもインターナショナル。
そして、なんといってもメニューがすごく豊富。
ドリンクはグリーンスムージーのようなヘルシーメニューから、エスプレッソマティーニみたいなちょっと趣向をこらしたアルコールまで。フードもボリューミーなビーフハンバーガーのようなガッツリ食べたい人向けのメニューから、ヴィーガン向けのローカロリーなライトミールまで揃っているので、その時の気分によってフレキシブルに利用できるんです。
店員さんはみんな外国人だし、来ていたお客さんも圧倒的に外国人が多かったけど、私のつたない英語でもみんな優しく対応してくれるから、思い切って訪れてみるべき♡
英語を勉強中の人は、サバイバル英語の特訓をしに来るというのも面白いかも。
ストリートなマインドをくすぐるオリジナルのパーカーやロンTeeも販売していて、お土産としてはもちろん、私としては普段着としてもほしいくらい。
改めて、白馬のグローカル化をこの目で見て体験して刺激をもらった、そんなお店でした。
友達を連れてまた行きたいな♡
■SHOP DATA
住所:長野県北安曇郡白馬村北城和田野4777Hotel Villa Hakuba内
電話:0261-85-0808
時間:7〜22時
休日:無休