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リラックスの新定番。道頓堀周辺で噂のシーシャを体験してみた

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さて、予習も十分。いよいよ実際にシーシャを体験するために街へ繰り出すとしましょうか。

今回訪れたのはEARTHMANS AMEMURAからも徒歩で5分ほどの距離にあるシーシャ専門店『Sweet Camel(スウィートキャメル)』。

テナントビルの2Fにあるため、ただ街を歩いているだけだと少し見つけにくいかもしれませんが、それもまたシーシャ専門店としては隠れ家感があって良し。

ラクダとシーシャのアイコンがかわいらしいサインボードを目印に、そこからエレベーターに乗って2Fのフロアへ。

エレベーターのドアが開くと、そこはシーシャバーらしく間接照明の温かみのある明かりが心地よい薄暗さを演出している空間なんですが、水タバコが日本で普及しはじめた頃に多く見られたエスニックとかオリエンタルが混在したダーティな薄暗さではなく、小物や装飾もスッキリしていて、おしゃれでスタイリッシュなカフェのような感じで、清潔感があります。



一歩店内に足を踏み入れると、すぐさまスタッフのお兄さんが駆け寄り、奥の席へご案内


案内の道中、「入口のソフトドリンクはご自由にどうぞ~」と、お兄さん。



なんと、ソフトドリンクが飲み放題!


シーシャを利用することが前提で、アルコール類や簡単なパッケージフードの持ち込みも自由だそうで、持ち込みのルールも大人としての限度を守ってもらえれば大体はOK、という寛大な対応。

お客様には飲み物や食べ物の追加料金を気にせずに、純粋にシーシャを楽しんでもらいたい、そんな気持ちが伝わる嬉しい心遣いですね。


店内は遅い時間にもかかわらず賑わっており、ほぼ満席の状態。

それでもソファの向きや観葉植物の植え込みがちょうど良い死角になっていて、驚くほど隣の席が気にならず、開放的でありながらも個室のようにプライベートな雰囲気も楽しむことができます。


早速、席に着くと先ほどのお兄さんがメニューを持って登場。


「ご利用ははじめてですか?」の問いに、元気よく「はじめてです!」と答えると、丁寧にフレーバーの説明をしてくれました。


幾通りものミックスを楽しめるフレーバーと、こだわりの調合

シーシャ最大の魅力は、フレーバーを調合して何千、何万通りものテイストを作れること。自分で好きなフレーバーを探すのもオススメですが、「どれが良いのかわかんない」というお客様には、その日の気分や好みから、ぴったりのフレーバーも提案してくれます。

また、スウィートキャメルでは、特にこの調合にこだわり、なるべく味を濃く、煙の量も多くなるようにタバコの葉を調整しているのだそう。


この日、スタッフのお兄さんがシーシャ初心者の私たちにオススメしてくれたフレーバーはこちらの2種類。


  • ダブルアップル
  • ピスタチオ + オレンジ + カルダモン


ダブルアップルは、中東で最もスタンダードな青りんごのフレーバーで、現地では、これしか吸わないという人も多いんだとか。実際には、青リンゴを使ったフレーバーではなくリコリスとアニスという2つのスパイスフレーバーをブレンドすることでスパイシーで青リンゴに似た香りを感じられることから、ダブルアップルと呼ばれているようです。


もうひとつのピスタチオにオレンジ、カルダモンを混ぜたフレーバーはスタッフのお兄さんのオススメ。

一見、甘そうな印象を受ける組み合わせですが、オレンジのすっきりとした柑橘の香りとカルダモンの甘くスパイシーな香りが先行。そこにエッセンス代わりのクリーミーなピスタチオフレーバーがさりげなく角を落として丸さを出している感じがまたGood!


こんな感じで、自分好みのカスタムが楽しめるフレーバーの調合。楽しみ方は無限大といっても過言ではないでしょう。


煙がまろやか。想像してたよりずっとマイルド

さて、シーシャが運ばれてまいりました。
吸引口に使い捨ての吸引口をセットして、いざテイスティング!


まずはじめに、実際に吸ってみていちばん驚いたのは、なんと煙のまろやかなこと。


これまで、水タバコも紙タバコ同様に、葉に直接火をつけるものだとばかり思っていたのですが、シーシャの場合、タバコの葉の上に炭を置き、その熱で焼き蒸しにするんだって。


なるほど、直接燃焼させる紙タバコとは、煙の性質が全然ちがうってわけね。


そうして、じっくりと焚かれた煙を水でろ過することにより、口当たりが非常にマイルドになる上に、ニコチンも約0.01gまで軽減することができるため、全くニコチンやタールを摂取しないとは言えませんが、紙タバコのように体調に害を与えたり、依存性への影響はほとんどないと考えられています。


でも、あくまでもタバコはタバコですから、未成年の方はもちろんNG。成人の方も自己責任でお願いしますね。


また、アイスカートリッジを吸引口に取り付けて清涼感を楽しむアイスシーシャや、水にリキュールを加えてほろ酔い気分を楽しむなど、カスタムメニューも充実しているので、様々なシーシャの楽しみ方を体験することができます。


煙のエンターテイメントまで見られて、満足度は120%

もうひとつ、スウィートキャメルならでは、というコンテンツがあります。

それがスタッフさんたちによる、シーシャやベイプを使ったトリックのパフォーマンス。

照明を絞った空間に吐き出された煙が、まるで生き物のようにゆらゆら動き、大小、様々な輪っかが空中を漂う様子は非常に幻想的。

このパフォーマンス、時間を決めて開催しているのではなく、お客様から発せられる「トリックを見てみたい」といったお声に応える形で、いきなりはじまります。

そう、まるで友達同士の会話での「あれ見せてよ」「いいよ」みたいな、すごくフランクなはじまり方。

客側としては、素敵なトリックを気軽に見せてもらえるなんて、すごく嬉しいサービスではあるんですが、たくさんある席のお客様すべてのオーダーに応えるってちょっと大変じゃないの? って思ってしまいます。ところが、それについてのお話を聞いて「う~ん、なるほど」と納得。


「基本的には、ここに来てシーシャを楽しんでもらう、ってことがそもそもの目的なんですが、その楽しんでもらうっていう言葉の中には、ただ良い物を提供するだけではなくて、来てくれた人を目一杯楽しませるっていうことも含まれていると思うんです。それを形式ばったものにせず、サービスの一環として、ごく当たり前に行うことでこそ、本当のエンターテイメントになるんじゃないかな。だからこれからも僕たちは、手間を惜しんでもお客様に楽しんでもらえるサービスを提供していきたい。」とのこと。


チルアウトとエンターテイメント、両極端なふたつの楽しみ方を混在させることで、他とはちがう、ここならではの魅力を体験してもらえる。


そんな、非日常の特別な時間を過ごしてみたくなったら、ぜひSweet Camelを訪れてみてください。




■SHOP DATA

住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-9-18AMEMURA.BLD 2F

電話:06-6121-6068

営業:14~25時

休み:不定休

https://sweetcamel.xyz/



馬場 裕一郎
馬場 裕一郎

長野県在住。出版社の編集を経てライターに。 自然豊かな場所で生活しているため、アウトドアやスローライフに関する記事に携わることが多いが、趣味はもっぱらマンガを読むこと、と比較的インドア派。 スマホには常時7つ以上のコミックアプリがインストールされている。