
【Travel Holic ! #33】涼を求めて。夏に行きたい涼しい観光スポット3選
暑すぎる日本の夏!毎年外に出るのも億劫になってしまうほどの猛暑に見舞われますが、今年の夏は避暑地に訪れて涼しい夏を楽しんでみては?
龍泉洞【岩手県】
日本三大鍾乳洞の1つ龍泉洞。洞内に潜むコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。
地下空間の存在は判明しているだけでも4088メートルですが現在も調査中でまだ未知の部分も多く、総延長は5000メートル以上ではないかとも言われているほど。
現在はそのうちの700メートルが公開され、見つかっている8つの地底湖のうち3つを見学できます。
洞内にある3つの地底湖は「ドラゴンブルー」とも呼ばれるほど幻想的に青く輝くという特徴があります。
まるでライトアップされているのかと思うほどの美しさですが、これは自然の色で、龍泉洞の透明度の高さと湖の水深によるものとされているんです。
海が青く見えるのと同じで、光が水の中に侵入することで屈折率の高い青だけが目に届くからという原理が働いているのだとか。
他にも竜の頭の形に似ていることから名づけられた「龍の淵」や地盤の強い龍泉洞では珍しい落盤によってできた「亀岩」など見どころ盛りだくさん!
「月宮殿」と呼ばれるひときわ広い空間はLED照明で5色に照らされた幻想的な世界観を味わうことができますよ。
洞内の気温は10度前後となるため、真夏に行くときは羽織を持っていくことをおすすめします。
窓口にてジャンパーの貸し出しもしているのでそちらを利用しても◎
床が濡れている場所や急傾斜の階段があるので動きやすい靴で行きましょう。
INFORMATION
住所:〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1
三島スカイウォーク【静岡県】
三島スカイウォークと呼ばれ親しまれている箱根西麓・三島大吊橋。
高さはおよそ70メートルあり、歩行者専用つり橋としては日本最長である全長400メートルの長さを誇ります。
歩行の側面をメッシュ構造にしているため通常よりもケーブル位置が高い位置にあり視界を遮るものが最低限しかないので、暑い夏でも涼しい風に吹かれて富士山、駿河湖を綺麗に見渡せる絶景を眺めることができます。
適度に揺れる橋のスリル感もあり、体の内側からひんやり涼しい時間を過ごせそうですね。
セグウェイやアスレチック、高さ70メートル、長さ300メートルもある爽快感抜群なジップスライドなどもあり、1日中楽しめますよ。
INFORMATION
住所:〒411-0012 静岡県三島市笹原新田313
高千穂【宮崎県】
高千穂は神話や伝説が多く残る街で人気の観光スポットです。
中でも定番の観光スポットである高千穂峡は、阿蘇の火山活動で噴出した火砕流に浸蝕されてできた峡谷です。
天然記念物に指定されている高千穂峡周辺は遊歩道が整備されているためゆっくりと散策を楽しめますよ。
高千穂峡の特徴でもある切り立った柱状節理が見事な岩はまさに圧巻!
貸しボートによる散策もでき、ボートに乗り谷川へ降りることでよりひんやりとした涼を求めることができますよ。
谷川から見上げる景色にはさらに雄大な自然を感じられるでしょう。
毎年夏季には高千穂峡のシンボルである「真名井の滝」と遊歩道のライトアップを楽しむこともできます。
その他にも「龍ヶ岩の滝」、八百万(やおよろず)の神が集まり神議されたと伝えられる「天安河原」、365日いつでも楽しめる高千穂神楽など見どころ盛りだくさんな高千穂。
世界農業遺産に認定され、日本の棚田百選にも選出された「高千穂の棚田」では、夏の時期太陽の恵みをたっぷりと受けた稲が青々とし棚田の田園風景は見事なものとなります。
ぜひ日本の原風景を1度目にしてみてください。
INFORMATION
住所:〒882-1103 宮崎県西臼杵郡高千穂町
まとめ
夏といえば海やプールで遊ぶのも楽しいですが、少し趣向を変えて鍾乳洞や谷川、滝など雄大な自然の涼を感じるスポットを訪れると日頃の疲れをリフレッシュさせてくれるような心地よさを覚えられておすすめです。
ぜひ足を運んでみてください。