MAGAZINE

catch-img

【アメトピ〔AMETOPI〕】スケートボードの文化に触れる

アメ村の三角公園歩いていると、必ずと言っていいほどスケーターと出会います。それほどアメ村という街は、古くからスケボーカルチャーと関係性が深いことがわかります。

アメ村は、ライブハウスやレコードショップや古着ショップが集まる街でもありますが、そこにはスケボー、もっと言えばグラフィティやヒップホップなどのストリートカルチャーがたくさん詰まっています。

スケボーのカルチャーに触れることで、80年代、90年代、そして現在に至るまでの音楽やファッション、アートも楽しむことができる。ここでは、アメリカのスケボー文化を入り口として、いろんな文化に触れてみたいと思います。


時代によって切り開かれるストリートカルチャー

スケボーをはじめ、ストリートカルチャーはその時代を生きた若者がつくり、同じ若者たちのライフスタイルに影響を与えてきました。

いまではスケボーの大会が開かれるなど、スポーツ的なイメージがありますが、昔はそうではありませんでした。学力やお金もない若者が集まって自分たちの価値観を表現する、それはスケボーでもあり、グラフィティでもあり、音楽という手段のひとつでした。

彼らがストリートカルチャーに没頭したのには、自分が何を大切にして生きるのか、そんなスタイルを見出すための、いわば世間や大人への反抗ともいえるかもしれません。こういったスケボーひとつにしても、街を見渡してみると、壁や道路に描かれたグラフィティ、ヒップホップ音楽など、様々なカルチャーが切っても切れない関係にあるのです。


時代によって違った価値観が生まれ、それがまた新しいストリートカルチャーになっていきました。

日本では、海外に良くあるグラフィティが禁止されていて、街で音楽をしている人もあまり見かけませんが、唯一日本でアメ村が、こういった古くからのストリートカルチャーが受け継がれている場所だと感じます。

もちろん禁止されているグラフィティは「落書き」と捉えてバッシングする人もいますが、中にはアートと捉える人もいます。この感性豊かな価値観こそ、若者文化に必要なものではないかといった声もあるそうです。

アメ村は、こういった若者の多種多様な価値観やセンスが融合した、いはば「人種のるつぼ」。若者にとって魅力的な街と言えます。


アンダーグラウンドで生きる若者の存在

今でさえ大衆的なスポーツと捉えられはじめられていますが、スケボーはカウンターカルチャーとしての要素が色濃く感じられる。社会的の規範から外れた「はみ出し者」が愛し、同じ若者に影響を与える存在。

それはパンクやヒップホップ、ドラッグなど社会のサブカルチャーと言われる代表的なもの。しかし最近驚いたのは、ストリートブランドが高価なラグジュアリーブランドとコラボ商品を発表したこと。これはスケボーカルチャーを愛する若者にとっては考えられないことなのです。

どういうわけか、若者はこういったアンダーグラウンドに憧れる。世間のメジャーや人気、常識に関係なく「コアな遊び」をすることが、彼らの生き方であり、カッコよさなのかもしれません。

スケボーは、メジャーとはかけ離れた場所で流行したひとつの文化であり、若者の時代を投影していている。時代によって変わっていくスケボーや音楽のカルチャーは、ストリートを愛する若者のミューズとなっています。


アメリカアングラシーンに欠かせない「ストーンズスロウ」

(画像引用:Stones Throw Japan

スケボーカルチャーに触れるということは、アンダーグラウンドシーンは欠かせない存在。その時代背景とともにアンダーグラウンドを作り上げてきた、「ストーンズスロウ」を知っているでしょうか?

知っている人、知らない人に関わらず、ストーンズスロウの魅力は知って損はないと言えます。

ストーンズスロウは、1996年に創立された革新的なインディレコードレーベル。ピーナッツバターウルフが立ち上げたレーベルですが、20年間もヒップホップの最前線で最高の音楽をリリースし続け、ストリートを愛する若者はこのレーベルのセンスを信じ切っているといっても過言ではありません。「Donuts(ドーナツ)」が有名となったJ Dilla(Jディラ)や、Dam-Funk(デイム・ファンク)、Madlib(マッドリブ)など、大物アーティストを多数輩出してきました。

ストーンズスロウのアーティストを選ぶと新しい音楽に出会える。それほど個性的で新しい、それでいて変わらぬ良さを持っています。特にラップやサンプリングの良さはストーンズスロウを聴けば間違いないです。聞いたことがない人は、ぜひ聞いてみて下さいね。

ビジネス感の強い現在の音楽シーンの中で、ストーンズスロウはビジネスを感じさせない、音楽好きの集団であることもカッコイイ。なんとプロモーション費はアーティスト自ら決めることができ、売り上げも分け合う。それほど同じレーベルのアーティストにリスペクトを置き、自分のしたい音楽に忠実であることが分かります。

こういった「音楽が好き」という気持ちがアウトプットされたのがストーンズスロウそのもの。彼らの音楽、彼らのファッション、彼らの生き方は、常にストリート界を先導しています。反体制的と言われるヒップホップやスケボーですが、ストーンズスロウのように世界に大きな影響を与えることができます。

スケボーは単なるスポーツ的なものではなく、アンダーグラウンドで生きる若者にとって、創造力、表現力、生き方をつくるひとつのものと言われています。


アメ村でスケボー文化を楽しむ

アメ村はカウンターカルチャーが根強いことから、スケボーに関係した個性溢れるショップが多数存在します。

実際にスケボーをする人も、カルチャーに触れたい方も、ぜひアメ村に来たら足を運んでみてください。

Carhartt

デトロイトの労働者に向けてワークウェアを開発したことで生まれた「Carhartt」。

着心地、耐久性の良さを兼ねたウェアは、ワーカーだけでなく多くの若者にも受け入れられ、90年代にはストリートウェアとしての地位を確立。ヒップホップやアーティストにも数多く取り入れられ、クラブミュージックやスケボーなどのカルチャーを積極的にサポート。

アメリカの歴史的なワークウェアをルーツとしながら、スケボーにもフィットするウェアが多数揃っています。

  Carhartt WIP Japan Carhartt WIP Japan のオフィシャルサイト http://www.carhartt-wip.jp/


GROOVENUT RECORDS

大阪には多くのレコードショップが存在していますが、特にアメ村はヒップホップやクラブミュージック、レゲエのアナログレコードを揃えた店舗が多い。

アメ村のビルの2階に店舗を構える「GROOVENUT RECORDS」。

ヒップホップを中心に、アメリカから買い付けたディスコ、レゲエ、ファンク、ソウルなどの色々なジャンルのアナログが手に入るお店。ヒップホップのサンプリングネタになりそうなレコードも多数揃えており、クラブDJも良く通う名店です。

  Groovenut Records 中古レコード 通販 大阪 | SOUL JAZZ FUNK 45 DISCO HIP HOP 大阪アメリカ村にある中古レコード店の通販サイトです。試聴可。アメリカより買い付けてきたSoul, Funk, Jazz, Disco, Hip Hop, Latin, Afro, Reggaeをはじめとした色々なジャンルの廃盤レコードを販売しています。お買い上げ合計10,500円以上で送料無料。 https://www.groovenutrecords.net/


くろだ

くろだ

大阪在住男性スタッフで思春期からアメリカ村に生息。 「アメリカ村は俺の庭。」と豪語。 観光客が知らない"DeepでDoopな"情報を発信! 芸術家、黒田征太郎を敬愛。

▼EARTHMANS のSNSはこちら。フォローお願いします!▼

 

RANKING人気記事